あらすじ

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あらすじ

西暦2078年、世界ではロボット工学技術が発達し、運搬や建設作業などを『SkillFulArm(スキルフルアーム)』…通称"SFA"が担うようになっていた。  4月6日、よく晴れた風の強い日、風守(かざもり)市を、機械を誤作動させる能力を持つ機械生命体『グレムリン』が襲撃した。  この事態に備えて配備されていた銀色の戦闘用SFA『ユースアゴニー』がグレムリンを迎え撃つも、敵の操るSFAの高い跳躍力の前に成す術もなく逃走を許してしまう。  そんな騒乱もどこ吹く風、世界放浪の旅の途中に風守市を訪れた青年"星継 次郎(ほしつぐ じろう)"は、不良に絡まれていた小学生の"大鳥 裕人(おおとり ひろと)"を助けたことがきっかけで、民宿で両親の仕事を手伝っている女子高生の"小夏 梓(こなつ あずさ)"、SFAの開発・研究を行っている大手企業『nephrite(ネフライト)』のご令嬢"久木野 柚葉(くぎの ゆずは)"と知り合う。  途中、柚葉が落とした謎のデバイスを拾い、それを起動させるなどのアクシデントもあったが、梓と裕人の勧めもありその民宿に泊まることを決める。  翌日、次郎は民宿を発ちしばらく町を散策していたのだが、再び姿を現したグレムリンの襲撃に巻き込まれ、また梓が拐われたことを知り、人々を助けようと無謀にもグレムリンに挑もうとするが、デバイスを起動させるところを見ていた柚葉から新型のSFA『ランブルキッド』への搭乗を促される。  かくしてランブルキッドに搭乗した次郎だが、その異常な出力により、建物へ突っ込んだりガードレールをへし折ったりとSFAの性能に振り回されていた。しかし、梓を助けてほしいという裕人の叫びを受けた次郎はランブルキッドを乗りこなすことに成功する。  こうしてランブルキッドの搭乗者となった次郎は、人間とグレムリンの戦いに巻き込まれていくことになる。
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