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オーブ祭出店街(シン編)
ザワザワ…ガヤガヤ…ザワザワ…
隣でキラ達が騒いでる中、シンとルナは隣の金魚すくいの出店にやってきていた。
下を見ると水の中を元気に泳ぎ回る金魚達の姿があった。
『へぇ~♪金魚すくいか~。』
「可愛い~♪シン、金魚取ってよ♪」
『えぇっ!?俺あんまり金魚すくい得意じゃないんだけどな~(笑゙)仕方ない…ルナの為にやってみるか♪』
「頑張ってね♪シン♪最低でも二匹はいないと一匹じゃ可哀相だからね(笑)」
『りょーかい♪オバチャン、一回ね♪』
(はい、まいどあり。)
『よーし♪見てろ!』
シンは慣れない手つきながらも隅に金魚を追い込み見事一匹を取る事に成功した。
「シン上手いじゃない♪」
『へへーん♪俺もやる時はやるんだよ♪よし、次だ!!』
シンは再び水の中の金魚を狙う。
しかし、シンが狙っていたのはかなり元気な金魚で…。。
『くそ~!!真ん中破られた↓↓コイツなかなかやるな~!』
「ハハァ♪(笑)シンその金魚絶対取れないって、かなり元気だよ?」
『嫌!!俺は絶対にコイツを取る!!クソ~負けるもんか!!』
シンは真ん中に穴が開いたままの奴を水の中に入れた、さすがにコレでは無理だろうと思っていたルナだったのだが、シンの度肝を抜くテクニックが披露される!!
金魚がシンの方に近づいて来る、そして金魚が穴が開いた救う奴を通ったその時!!
パリーンッッ!!!
『今だ!!』
何と穴に入った瞬間シンは持っていた救う奴を上に出し、金魚をそのままカップに入れたのだ!!
神業と言うか、偶然のテクニックと言うかお店の人もビックリしていた。
「嘘……(汗)」
ルナもさすがにコレにはビックリだ。
『どうだルナ♪コレで二匹Getしたろ?』
「うん♪ありがとう♪でも、凄かった、あんなの初めて見たよ♪」
『俺も何が何だかわかんないうちにできてさ♪ラッキーって事でいいんじゃない♪』
シンの金魚救いが終わったと同時にキラ達もこちらにやってきた。
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