はじまり

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チャ太:(……でもイチ助、やっぱり向き不向きってあると思うんだ。      こうやって漫才をやっても、いや、漫才をやったからこそそう思うんだ。      だってさ……) H袴田:チャ太の調子下がれ! K木村:最低な発言だな! ネタで勝とうとか思わないのか! H袴田:呪いで! なんとか呪いで! K木村:ロボットが呪いとか言うな! 一番非科学的なことに頼るな! H袴田:チャ太の変形ボケがうまくいきませんように……。 K木村:ガッツリ具体的になってきたな! やめろってマジで! チャ太:いやいや、何も言われなくても、もう、調子下がっていますよ……。     (そう、変形ボケ……そう! ボケなのだ! 僕はツッコミじゃなくてボケなのだ!) H袴田:でもチャ太さぁ、俺は正直一緒に決勝上がりたいよ。 K木村:急にいいひとキャラきた! チャ太:そうですね、僕と、てぃーむHKは同期ですもんね。 K木村:いやでも正直私はチャイチと決勝ヤだなぁ。     だってチャイチは実力飛び抜けてるもん、決勝で負けるじゃん。 イチ助:そ! それなら! オマエらが準決勝で落ちるだろ! H袴田:確かに……K木村! 嫌なこと言うなよ! K木村:確かに今、私は、本当に嫌なことを言ったわね、ごめんなさい。 イチ助:チャ太のネタがそんなに怖いか! わかる!     俺もチャ太が書いてきたネタ初めて見た時、本当に怖かったもん! 負けたと思った! H袴田:で、負けたままでこうなっているわけか。 イチ助:おいおーい! こうなっているって言うな! 終わったままを表現するな! K木村:あっ、ロボ山ロボ村のネタも終わったみたいね、そろそろ私たちだわ。 H袴田:……一緒に1.2フィニッシュしようぜ! 2位はチャイチだけどな! イチ助:どう考えてもうちらが1位だろ! なぁ! チャ太:えっ、ぁっ、どうだろう? イチ助:そこはドンと構えて1位だな! で、いいだろ! リーダー!     ホントなぁ、チャ太がお笑いに誘ってくれなきゃ俺どうなってたか……。 チャ太:誘ったのはイチ助だし、リーダーじゃない!
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