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前回の電話から1日が経ち、ガンセンターへと向かう。
前回の電話で1日あけてもよいとのことだった為、いわゆる、超緊急だとか、一刻を争うだとか、そういうことではないのかなぁと少しの安堵感はある。
ガンセンターに着き
受付を済ませ、呼ばれるのを待つ。
大丈夫だよな、、、。
「◯◯さん、こちらへどうぞ。」
部屋に入ると、医師の方が僕の検査画像を広げながら待ち構えていた。
「よろしくお願いいたします」
「はい、どうぞ、お座り下さい」
医師の先生がゆっくりと話し始める、
まず、胃癌が見つかったということ、そして、手術等の処置が必要なこと、更に精密な検査が必要なことが告げられた。
────────────────────────────、、、いゃいゃいゃいゃ、全然ついていけねぇぇ。
まじか。。。
先生……、いゃ、先生は物凄い優しい感じの方で、言い方も柔らかい感じではありますよ。
でも、でも、中身が重すぎで、ヘビーっす…………。
癌の可能性はもちろん少なからずあるとは思ってましたけど、いざ、告知されると、ずっしりと重いものが乗っかってくるような、そんな凄いショックを感じる。
結果、僕は
「先生、僕はどうしたら良いですか??あの、生きられるんですか??」
…………と、もう、よくわからん質問。
「んーとですね、なのでそういったコトも含めて更に精密な検査が必要になってくると思います。
なので、検査ができる大きなガンセンターの紹介状を書きますね」
僕は更に精密な検査を受ける為、紹介状を握りしめ、他のガンセンターへと行くことになるのです。
いざゆかん、新たなガンセンター!!
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