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「そうだなー、私が魔女だったらまずは君の心を見てみたいかな。ほんの少しだけ」
それはもうさっきやっていた。
「それで、君に私を本気で好きにさせて、ずっと一緒に居てもらいたいかな。今のところはそのくらい」
彼女は何の気なしに呟いて、またココアに夢中だ。
それも、もう とっくの昔にやられている。きっと僕はこの子を嫌いになんてなれないだろう。
魔法が使えているところを見ると、この子は実は魔女なんじゃないかとすら思えてきた。
*END*
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