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モルデウスの応援に従い大きな宇宙船が地球へと降下していくのを見計らい、アーフィスとミィリアはステンの為に建造した宇宙船をけん引してデブリの層に置く。モルデウス側の宇宙船はそれを攻撃して爆散させる。それによりデブリの層に多大な影響を与え、モルデウスの宇宙船を損傷させる。
また地上にも多数のデブリが降り注ぎ、モルデウスが来訪した船、占拠した基地も含めて多大な被害を及ぼす。
悔しがるモルデウスは、アーフィスとミィリアをデブリ(ゴミ)と呼ぶ。アーフィスとミィリアは、モルデウスに伝える。
私たちは過去の技術者の、そして彼らが積み重ねた成功や失敗から作られた集合智である。あなたの行為はその意義に反する。デブリも単なるゴミじゃない。大切な我々の一部だ。
抵抗をはねのけモルデウスを確保する。
ミィリアが回収したデブリを、モルデウスとステンが分解して使い道を検討している。
モルデウスは非常に不服そうだが、それでも強く優しいアンドロイドたちに囲まれて少しずつ考え方が変わりつつある。
デブリの空は皆の努力でまた薄くなってきた。
この空からまた人間達が降り立つ際には、アンドロイドとしてではなく、地球の代表として対等に話をしたいとアーフィスは黙とうをする。
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