第1話

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月日は流れに流れ。 5年後――遂に約束の日がやって来た。 あっと言う間…だったけれど、トモカにとっては長過ぎる日々だった。 やっと――やっとユズに逢える。 「(逢ったら先ず何て声掛けようかな…?)」 どうしよう…私――もう泣きそうになってる……。 「じゃあ…行ってきます」 「行ってらっしゃい」 トモカはユズと再会を約束した、あの公園へと向かった。
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