巻き添え

4/4
前へ
/4ページ
次へ
 私は、テンパッて、名前も言えないまま席についた。 *  授業中、鷺ノ宮君が気になって何度もチラチラ見てしまう。  鷺ノ宮君は、教科書で隠しつつ小説を読んでくれてるみたい。 *  そして、お昼休み。  ドキドキが止まらない。 「あー、昼飯‥‥屋上で食うか?」  最後まで読んでくれたんだ‥‥!  私の将来の夢‥‥鷺ノ宮君のお嫁さんになる!
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加