零ノ我

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零ノ我

私は、いつも正夢を見る_______誰かが殺されてしまう夢を。 今日も正夢を見た。……男女の二人が誰かに殺されてしまい、犯人の顔は黒く塗りつぶりさて見えなかった。 でも、殺されてしまう女の人はこんなことを言うていた。 『_____如月。』 そう言いながら血を吐いても、、血で如月(きさらぎ)とかいた。 ……夢はそこで終わって、あれ以来夢の続きが気になる。 私は今、高校に行きたくないと思いながら登校している。 「如月かぁ。……どういうことなんだだろう?」 私は、いつの間にか正夢を見ていたからか人を助けたいと思い始めた。 けど、自殺願望をもっている以上自殺をしたいと思う気持ちは変わらない。 それが、私の未来が変わっても。
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