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◯ヘルマ・ロッシ(46) 女・魔法使い
アンドレーアの妻。アンドレーアとは企業務め時代に知り合い、交際を始めたが、シンギュラリティ到来で同時に失職。「協会」入りと共に結婚している。アンドレーアの魔法研究のサポートが主な仕事だが、得意なのはテレキネシス。我が子のようにアラヤをかわいがっており、「協会」幹部の仕事が忙しいアンドレーアに代わってアラヤに魔法の基礎を仕込んだ。
*魔法にかける願い:アンドレーアの幸福
◯カリナ・マドリガル(19) 女・大学生
アラヤの幼馴染。明るくて活発だが、聡明さも兼ね備えている。
喫茶店『パストーソ』の近くに住んでおり、元々常連だった。レポートの執筆や気晴らしに喫茶店を訪れては、アラヤにちょっかいを出していく。
2年飛び級して大学に入っている。人文学部で、シンギュラリティ前後の社会の比較研究をしている。特にAI小説と人間小説の比較文学史に興味。
第二次クーデター以後は主人公の夢を受け入れ、共に旅をするように。
◯セシリア・バードン(17) 女・魔法使い
別の街の「協会」から移ってきた魔法使い。色白で華奢、言葉少なだが、芯は強い。
医療系の魔法の傍らで、ネクロマンスの研究も行っている。
母親は10年前のクーデターの流れ弾で亡くなっており、その恨みから魔術師団の壊滅を望み、戦闘の拠点となったポリヴィーレに移ってきた。
……というのは理由の一片。母親の死後、実は父親に(性)暴力を振るわれるようになったため、一人で夜逃げしてきた。
*魔法にかける願い:母親の蘇生
父から逃げ、母親と暮らしたいと強く願っている。そのために母親の屍体を冷凍保存しているなど、黒魔術への傾倒しかねない危うさがある。
◯レイノルド・オフスプリング(16) 魔法使い見習い
魔法に興味を抱き、自ら「協会」の場所を探し当てた切れ者。調子に乗りやすいが、見落としも多い。
クーデター以降、戦闘に強い魔法に特化して鍛え、何とか戦闘要員としてアラヤの旅立ちに間に合わせる。
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