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登場人物紹介
◯アラヤ・ロッシ(アラヤ・マギ)(10)(17) 男・魔法使い
主人公。
ロッシ夫妻に拾われ、養子として彼らの経営している喫茶店を手伝いながら魔法使いの修行をしている。
中学卒業後から今の生活を続けており、高校には通っていない。
7歳の時に、1度目のクーデターを目撃。その際に使用された「魔術」に興味を持つが、そのことをロッシ夫妻に明らかにした所、「協会」の人間であるアンドレーアにAIと共存しテクノロジーを高めあう「魔法」という考え方を仕込まれる。
左腕に鱗のような傷が小さく入っている。アンドレーアから、全く同じ傷を左腕に持っていた東洋人の魔術師夫妻がいて、アラヤを拾う直前に疾走したと聞かされ、それが自分の両親だと確信している。その名字がマギである。
アラヤという名は、捨てられていた時にくるまれていたタオルに書かれていたもので、本当の両親が付けた名に間違いないと聞かされている。
シンギュラリティ20週年を狙ったクーデターを期に、として魔術師団を倒し、社会にも魔法を良いものとして認めさせるという「協会」の意志に沿って戦いの旅に出ることを決意。魔法使いであれば何処かで自分たちの両親もこの戦いで関わることがあると考えている。
正義感はあるが、大人びていて冷静。
黒髪、黒い瞳。東洋人風。
*魔法にかける願い:魔法使いである本当の両親に会う
◯アンドレーア・ロッシ(47)男・魔法使い
妻のヘルマと共に喫茶店『パストーソ』を営みながら、魔法を研究している。
生まれたばかりのアラヤが捨てられているのを見て拾ってきた、心優しい男。
元々、大学を卒業してセキュリティエンジニアとして働いていたが、シンギュラリティで失職。その後は「協会」入りし、セキュリティの知識を生かして魔法使い間の閉鎖的コミュニティネットワークを広げるテレパシーの研究に従事。「協会」の中では最古参とも言える存在で、幹部として発言力も高い。
アラヤ一行が旅に出てからは、そのテレパシー技術を生かし、彼らの参謀として遠くから「協会」の意向を伝えたり、個人的なアドバイスをしたりする。
赤髪、ウェーブがかった短髪で背が高い。
*魔法にかける願い:AIと魔法が共存し、社会がもっと夢に満ち溢れること
協会の大義を体現するような男。クーデター以後戦闘が避けられなくなり、その願いの実現をアラヤに託す。
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