第1章 春風・・・。

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本当に 数週間前の事でした。 入学式も終ゎり‥‥ 一ヶ月を過ぎた頃の事です。 夏実は いつも通り金曜日に お茶とお華の お稽古に来ていました そろそろ おかたずけを終えて戻ろうとすると・・・ ばぁばぁに(叔母)話があると 呼び止められて 待っている事になりました 5分後‥‥‥。 「お待たせ」 お祖母ちゃんがやっと かたつけを終えて お茶室に入って来ました。 (やっと来たかぁ💧) 気の短い 夏実には 5分後は 10‥イャ15分後に感じるのです。 「で、話ってなぁに?」 少し‥‥間を開けて お祖母ちゃんが口を開いた。 「夏実も‥お稽古を初めて2年目よね?」 「ぅん‥‥‥」 (な、なんだ? ばぁばぁは一体何を、言い出すんだ!! ヤバィ💧こう言う時のばぁばぁは・・・いつも大変な事を言うんだもん💧) 次の瞬間‥‥‥ 夏実は地獄へ 落とされる事になるとは知らず ただ・・グッと ツバを飲み込んだ。
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