プロット

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起動したアンドロイドは様子がおかしく竜人が言葉を投げかけても言葉を返さず何か驚いた様子だった。 竜人はそのまま放置して立ち去ろうとしたが不意にアンドロイドは竜人の袖を掴む。 結局放っておけなくなりとりあえず自宅へ連れて帰る。 〇人型のアンドロイドは珍しくなくサービス業などは人と区別がつかない人型アンドロイドが行っている。人型アンドロイドはその形ゆえ扱いが厳しく戸籍・血統書のようなものがあり粗末に扱えば罪になることもある。竜人が放っておけなかった理由の一つ。 自宅へ連れて帰り、そのアンドロイドを調べてみると刻まれているはずの登録番号がなく、わかったのはデザインの特徴から型番のみだった。 登録番号のないということは何かしら違法性を抱えてる可能性が高い。 竜人はアンドロイド管理局へ連絡しようとするがアンドロイドが制止する。ここでようやくアンドロイドが喋り出し竜人に雇って欲しいということだった。 管理局への引き渡しをすれば破棄される可能性が高いためかわいそうに思った竜人は自宅で家事手伝いとしておくことにする。 名前がなくアンドロイド自身も分からないため型番のシリーズ名から『マリオン』とした。 〇マリオン 体はアンドロイドだが脳は人間。事故で脳死した女性の脳を脳研究とその研究者の親の強い要望によって回復させようとした。この時代でも人体実験は倫理上禁止されているため違法性が強く研究自体が凍結された。 外見はひと昔前の物だが内臓関係が人に近く食事などの人らしい生活ができる。 〇家事手伝いアンドロイド この世界ではポピュラーなアンドロイドサービス業。派遣家政婦。人型アンドロイドは高額なため基本レンタルだが個人的に所有するものもいる。
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