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『そんでまたある時は、「待たんかいっ!お、俺を殺す気かっ…!」
何回イケるか興味あるじゃん』
山崎 「俺のは早着替えショーやないっちゅうねんっ!
変装する事でいかに敵を欺き、情報を引き出すかにかかっとんねんっ」
『おっと!正体がバレたっ!ここは隠れ蓑術っ』
山崎 「はぁっ?いやあの……『早くっ!』…えぇー……無茶ぶりもええとこやん…」
山崎は近くにあった風呂敷を広げ身を隠してみた。
一同 「唐草模様の風呂敷って……痛々しすぎる…」
山崎 「見ないで……」
『ガッカリだな……変態ダメ忍者…』
山崎 「俺は忍者じゃねぇぇぇぇぇっ!」
号泣しながら駆け出した山崎にラグビーボールがパスされた。
そしてバックミュージックはもちろんスクールウォーズのヒーローである。
駆け出したはずの山崎だったが、いつまでもその場で走り続けている。
山崎 「なんで進まへんのやっ!」
『ルームランナーの上だからである。』
山崎 「うおおおぉぉぉっ!夕日のばっかやろーーーーっ!」
青春ドラマとは切ないものである。
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