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次の日から学校で授業は行われなくなった。「獣」の襲来に備え学校の地下の居住エリアに避難するようにと言われそこで生活をするようになる。 共同生活のような体制になり、生徒たちはつかの間の平穏を楽しみもするが、各々が「獣」に対する不安を抱える。いつまた現れるのか。誰かが戦わなければならないのか。自分が戦うときがくるのか。と。 主人公は好意を寄せていた女の子とよく話をするようになる。元から仲が良かったが、共同生活のせいでより距離が近くなった。 主人公たちは学校で「食用植物」について学んでいた。食用の植物の育て方。主人公たちは将来農業を営む。どんな植物を育てたいか、何が好きか。主人公と女の子は好みが似ていて話が合った。 そんなある日「獣」が再び襲来する。アラームが鳴り、生徒たちは先生の元に集められる。両親は無事なのだろうか。そんな思いも主人公の頭をよぎる。 艦橋のような場所に集められた生徒たちの前には巨大なモニター。そこには異形の獣が空から降ってきているのが映し出されていた。 「空から……獣は空から来ているんですか?」 「宇宙から……きてるの?」 艦橋ざわめきたつ。先生はそれに何も答えない。 「誰か、自分が獣と戦うと名乗り出る者は……いないかしら」 生徒たちは全員うつむき視線を逸らす。血を流してコックピットからずり落ちた親友の死の瞬間が生徒たちの頭にこびりついている。 「誰かがやらなければ、全員死ぬわ」 それでも生徒たちはうつむいていた。すると 「じゃああなた、乗りなさい」 先生はそういって1人の男子を指名した。 「え?僕?無理ですよ。あんなロボットの操縦なんてしたことないし、出来るわけが」 「心配しなくていいわ。乗れば操縦できるものだから」 男子はなかば強制的に先生と、どこからかやってきた大人の男の人に連れられロボットに乗せられ「獣」と戦う。 男子は獣を倒しはしたが、ロボットは大破。爆発した。 すると地に伏した獣の中から何かが這い出してくる。それは主人公には一瞬人間に見えた。 しかし 「う、宇宙人だあああ!」 誰かが叫んだ。 一瞬の後、主人公はそれが人間とは似ても似つかない気持ち悪いヒトガタの生物だと認識する。 獣とは地球を侵略しようとする宇宙人が乗る兵器なのだと生徒たちは先生から説明される
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