1.作品紹介、タイトル、背景、物語(プロット)

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【プロット】 「ヒューマン!」  Project ANIMA 第一弾SFロボットアニメ部門に「ヒューマン!」のプロットを応募します。 「ヒューマン!」は、先進のAI技術、バイオテクノロジー、人間工学を屈指したヒューマノイドと人間の未来を描くSF小説作品です。ヒューマノイドと人間の違いや類似性を描くことで、人間性とはなにかを問い、ヒューマノイドがいる未来社会のあり方に一石を投じます。 ◆タイトル 「ヒューマン!」 ◆背景(設定) 2033年東京。日本国総理大臣 安田慎治は、極秘裏に「日本創生ヒューマノイド計画(通称プロジェクトH)」を進めていた。それは、次のような計画だった。 「日本創生ヒューマノイド計画(通称プロジェクトH)」  自衛隊先進科学研究所において、優れたヒューマノイドを開発、実用化し、すべての労働を人間に変わってヒューマノイドが行う社会を実現するという計画。人間は生きるための労働から解放され、芸術、スポーツ、知的探求、(望む人は)いきがいとしての仕事、趣味、レクリエーション全般に生きることが出来る。ヒューマノイドが労働、生産階級を担い、人間は貴族階級を構成。政治は人間議員からなる上院(貴族院)と下院(ヒューマノイド院)からなる二院制。国民は、ベーシックインカムを受給し、それだけで豊かな生活が可能だが、才能のある人はアーティスト、スポーツ選手として更なる収入を得る人もいる。そういう成り立ちの国家運営を10年以内に実現する計画。  そして、ヒューマノイドの開発は、既に実証実験段階まできていた。つまり、ヒューマノイドを実際に、一般家庭、一般社会に紛れ込ませ、人間と同様の社会生活をおくらせ、その全挙動のデータを取る実験を実施中だったのである。ただし、首相秘書官で最大のブレーンである村上タケルは、プロジェクトHの先に、黒い野望を抱いており、この実証実験を含め、プロジェクトHは、極秘裏に進行していた。
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