第三章 亜漣の伝手

1/1
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ

第三章 亜漣の伝手

「あ、もしもし~?亜漣から連絡なんて、明日は嵐かもな。…って、おいおい、そんなに怒んなよ、冗談だって。 はいはい。んで、用件は?  …は!? …ああ、何でもない。続けてくれ。  うん、うん。了解。その怪奇事件についての話だな。オーケイ。すぐに俺の知ってる内容をまとめて、お前のスマホに送る。依頼人についても、あたってみるぜ。 …おい、水臭えな、俺らの仲だろ。おいおい見くびらないでくれよ?第二にも知り合いは結構いるんだ。情報はちゃんと渡すぜ。 …この心配性め、大丈夫だって。…おう、わかったよ。 ほら、最後の掛け声、忘れてねえだろな。ああ、せーの」 『次に会う時までに厄介ごとを起こすなよ、相棒』
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!