19××年8月13日

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ここから推測できることは2つ。 1つ目は送られてきたパーティードレスなどは、被害者たちの血で染めたものであるということ。 2つ目はこれで全ての殺人は終わったということ。 レイチェルに執着していた犯人は、彼女の誕生日に合わせてパーティーの準備をしていたに違いない。 彼女の母によると、バラはレイチェルの好きな品種であり、好きな色は赤であったそうだ。 血で染められていたため、どれも黒や茶に変色していた。 しかしそれは、レイチェルのために作られた犯人なりの贈り物なのだ。 おそらく犯人は、監禁していたレイチェルの死が引き金となり、犯行を決意したのだろう。 全ては推測にしか過ぎないが……
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