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あらすじ
悩める準国家クリエイター弘瀬 優磨の前に一人の少女が現れた。
彼女の名前は彩乃 ほたる。AI が物語を書く現代にて、その類まれなセンスで最年少国家クリエイター(注1)として名を馳せた超天才作家である。
彼女は言った。
「ボクの弟子になりたまえ」と。
優磨の師となったほたるは、彼の通う高校の文芸部に入部。文芸部のメンバーである愛理と航平が快く彼女を迎える中、ただ一人、部長だけが彼女の入部を拒否。入部を取り消すように働きかける。
彼女の提案により、優磨と部長は小説投稿サイトで一週間のうちにどれだけpvを稼ぐことができるのかという対決をすることに。
この時、独創的な世界を構築するだけでは、読者はついてこないということを理解した優磨は、部長に勝利。ほたるを文芸部に入部させることに成功する。
部長との戦いの後、第20回Project ANIMA(未来のプロジェクトアニマです)が開催されることを
知った文芸部員はそれぞれ制作に乗り出す。
優磨は自分の都合で、ネット小説の投稿を楽しみにしているファンを待たせたくないとのことで二作品の同時進行を決意。
また、文芸部一同は合宿等を繰り返し、着実に親交を深める。(各キャラの掘り下げ等)
様々な経験を積んだ優磨は、無事「癒し人と剣闘士」を小説投稿サイト内で歴代10位の成績で完結させる。
しかし後日、AIによる模倣が始まり、「癒し人と剣闘士」に並ぶハイレベルな作品が連日のように発表される。同時に持ち込みにも失敗し、準国家クリエイターの資格を失う。
そんな中、文芸部に数人の男(クリエイター協会)が乱入。ほたるを連れ去ってしまう。
この時に、ほたるが数年前に亡くなった天才作家、彩乃ほたるの脳を取り込んだ学習型AIであることを知る。
ほたるを連れ戻すため、Project ANIMAに最優秀作品として選ばれ、その賞金でほたるを買収することを決意した文芸部一同。部長を含め団結。
→受賞。ハッピーエンド。
(注1)国家クリエイター
日本全国にいる優れたクリエイター(作家、絵描き、脚本家等)の生活を保護する制度。日本全国で100名ほど。
また準国家クリエイターは日本クリエイター協会に持ち込みをすることを許可されている国家クリエイターの卵。
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