あらすじ

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○航天機装 旺嬰 操縦席 (夕) 投影された輸送機を確認して、操縦桿を僅かに動かして機体を併走させてゆっくりと近づける。 左手で投光器を操作して発光信号を送る。 投影された輸送機の操縦室が拡大され輸送機機長、輸送機副機長、忽那の顔が順に映る。 そのまま、胴体部分の窓に映像が移りセレス達が拡大され最後にメイの顔が映る。 メイの顔を確認した雑賀は一瞬驚きに目を見開き、その次に懐かしそうに目を細めた。 ○輸送機内 貨客席(夕) 愛海「来た来た!旺嬰だ、野戦迷彩してる!」 セレス「発光信号だしてる・・・えぇっと・・・」 発光信号を読み取ろうとセレスが顔を窓に近づける。 目をこらして機体の頭部にある投光器を注視する。 ヨルディナ「セレスなんて言ってるの?」 セレス「速いし・・・戦闘符号でやりとりしてる見たい・・・」 セレス達の後ろに近づいたメイが覗き込んで発光信号を読み取る。 メイ「敵艦隊の東進に伴い、護衛する・・・驚かせてすまない・・・だね」 愛海「凄い!さすがメイ軍曹!」 メイ「貴方達も慣れればすぐに読み取れるようになるわ」 貨客席に戻ってきた忽那は和気藹々とするメイ達をみて僅かに笑うと自身の座席に戻る。
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