0人が本棚に入れています
本棚に追加
突然灯里の小型端末が鳴りだす
灯里が端末を取り出すと、それは南野からの電話だった
南野樹 「もしもし、妙見灯里さん?」
妙見灯里「はい妙見です!なんでしょうか!?」
南野樹 「今どこ?」
妙見灯里「えっ今は天隕高校の屋上ですけど、なんですか!?」
南野樹 「天隕高校の屋上ね。分かった今から向かいます」
妙見灯里「えっ!?」
南野樹 「あれね、ペットじゃなかったの。今保護者ともども向かってるから」
妙見灯里「あ、はい!」
電話が切れる
北斗一子「どうしたの?」
妙見灯里「この子の保護者の人来るって」
北斗一子「そうなんだ!良かったね~」
妙見灯里「・・・降ろしていいかな」
北斗一子「どうだろ?」
妙見灯里「えー・・・」
少しして、校舎の下の方が騒がしくなる
そして、屋上の扉が開き、そこには南野樹と孝徳泰隆ともちもちぷるぷるした半透明の人型をした生物がいた
その半透明の人型が発光し明滅すると、球体は強く発光するのを止め猛スピードで転がり人型へ突進し、人型はそんな球体を受け止めた
孝徳泰隆「はぁーっ。肝が冷えたわ。君らがあの子保護してくれてんな。ありがとさん」
妙見灯里「えっと、まあ、はい。良かったです・・・」
人型に抱えられた球体が少し発光し明滅する
それを見た孝徳がぶっと噴き出して、手元のライトを操作し明滅を返す
妙見灯里「どうしたんですか?」
孝徳泰隆「あー、あの子がな、面倒を見てくれた子が発光も明滅もせんから迷惑をかけられたことをものすごく怒ってるんやないかって心配してん。人間発光せぇへんの知らんねん」
妙見灯里「なるほど・・・?
孝徳泰隆「なんていうかなー。迷子なって助けてくれた人がなんも言わんし無表情なのに髪だけものすっごうにょうにょしてるかんじ?」
妙見灯里「こわ・・・。怒ってないって伝えてあげてもらえませんか?」
孝徳泰隆「おっけおっけ」
孝徳泰隆が手元のライトを明滅させる
球体をそれを見たのか、穏やかに色を変えた
しばらくして、屋上の扉から人型と球体と南野が校舎に入る
孝徳泰隆「ほなな。部活もええけど夜も遅いし、気を付けて帰り」
妙見灯里「あの!」
校舎に入ろうとした孝徳を呼び止める灯里
最初のコメントを投稿しよう!