おばあちゃんの手

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私はおばあちゃんとは血が繋がっていない。 何故ならおじいちゃんの二回目の奥さんだったからだ。 だけど血の繋がりが関係ないって思うくらい、絆は強かったと思う。 おじいちゃんの仕事は植木屋さんだった。 おばあちゃんはおじいちゃんの植木仕事を手伝ってた。 おばあちゃんの手ははっきり言って綺麗な手ではない。 ザラザラだ、傷だらけの手だし、荒れてるし、、、 でも私はそんなおばあちゃの手が大好きだった。 覚えてるのは植木仕事の手伝いに行かないときに 手を繋ぎ、お散歩しながら、商店に動物チーズを買って帰るのが楽しみだった。 動物チーズ今はあるのかわからないが、知ってる人いるだろうか? 私はそれの、ライオンチーズが大好きで、 おばあちゃんに買ってもらって、食べながら帰ったりしてたなぁ。 私が好きなチーズ二人で仲良く半分個して食べるのが嬉しくて嬉しくて 少しスキップ気味でお家まで帰ったのをよく覚えてる。 おばあちゃんとの楽しい思い出はいっぱいあるけど。 一番大好きな思い出はこの思いでだ。 おばあちゃんの手の感触は今はもうないけど、思い出はちゃんと残ってるよ おばあちゃんいつまでも大好きだよ。これからもずっと。 可愛がってくれて、沢山の愛情をありがとう。
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