第十八章 灯台 三

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「阿木建設の事もあったのですが、かなり堅実にやっていて、いい噂だったですよ。 健介さん信頼も出来る人で、人望も厚かったです」  でも、その反面、健介は今も奨介を殺した犯人を捜していた。 それは、頭と手の犯人で、手は絶対に俺に関係する人だと考えていた。 手の犯人は俺を知っていると、俺もそう思うが、相談して欲しい。  他に、金城で子供の失踪事件があったらしい。 失踪した子供は二人いて、時期が異なっていた。 その内一人は、海に浮かんでいるのを発見された。  子供は崖の下に浮かんでいて、観光客が望遠カメラで発見した。 もう一人の子供は、今も失踪していた。
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