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その後私は仕事に復帰し 保育園の送り迎えはお願いをしてた
(歩莉 貴司たら面白い事言うのよ)
(何?何を言ったの?)
(今日ね保育園から帰る途中で アパートが無い…って)
(アパート?何処の?)
あ!そう言えば 昔あったな アパートが…今は取り壊され空き地になってるけど
(昔さ歩莉を車に乗せてる時 覚えてないかも知れないけど あなたもアパートと言ったんだよね それを今日ふと思い出して)
私は殆ど記憶が薄れてて しっかり覚えてるのは貴司の事だけだった
仲良しの弟がいた それだけだ
人は生まれて三才までなら前世の記憶を持ってると その後は忘れてしまうらしい
私は弟と再会するまでは忘れたくなかった
どうか貴司の前世の記憶を消して下さい…
貴司は戦隊キャラクターに夢中な子供になってます ただその人形?に名前を付けてるのですが これがお爺ちゃん お婆ちゃん…紗世婆ちゃん パパリン ママリン 妖怪バー
さて妖怪バーが 今一判らず 貴司に聞くと
(一番悪い人)だけを言います
私も仕事が更に忙しくなり 帰りは8時や9時はざらになってました
そんな中 誰かいきなりナイフで…
悲鳴を聞いて駆け付けた人に犯人は取り押さえてました
意識が遠退く中で 私はハッキリと顔を見た。
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