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 小学校の校舎と運動場(校庭とはよべない)の間に 数メートルの排水溝が有り、長方形の鉄板が数枚 嵌め込まれていたのだが、友達四人とそこを通る時 そのひとつの鉄板を踏み外し、溝に太股ぐらい迄 ズボッと半身落ちた。  四人の内一人は大笑いしてた。  あーぁ、笑われてるし。と思いつつ、小学生ながらも鉄板の故障不良品を放置していた学校の管理責任不足の方にショックと落ちた衝撃で、  痛かったのを、今も忘れない。  その他の二人はただ見ていただけだったがグループ中でひとりだけ自分を溝から引き上げて服に付いた泥をはたいてくれた子。  その子と特別な大親友になりたいと内に秘めながらも卒業後は疎遠。                    (愁)
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