2人が本棚に入れています
本棚に追加
僕は小さい頃から病弱だった。
だから、幾度か入院と退院を繰り返してきた。
病院。それは、とても居心地も空気も悪いもので毎日、人が死んでいく。
あー、僕もこんなに簡単にいつかは死ぬんだろう。
特に楽しいこともなく、誰にも気付かれずに...
そう、思ってた。
コンコン とドアがノックされた。誰だろう、僕の病室は相部屋だがまだ相手はいない。
「はーい。」
「どうも、こんにちは。今日から相部屋させてもらう、那月 です!」
無駄に元気のいい、女の子そう、那月と名乗ったこの子が僕の人生を変えていた。
これは、ちっぽけな ある 一部屋でおきたただの僕の恋愛話だ。
最初のコメントを投稿しよう!