イントロダクション

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舞台は、岡山県倉敷市・岡山市辺りを想定しています。もし、設定がお嫌いならば、右上のメニューバーから1話に行っていただいても結構ですよ。 なお、舞台は岡山県倉敷市ですが、想定しているのは、千葉の進学校、千葉女子高校だったりします。旧制千葉2高ね? 僕がいた千葉工業高校は、ナンバースクールですらありませんでしたー。トホホ。 地名は、香枚井と書いて「かひらい」と読みます。では、ごゆっくり。 ■登場人物設定 (室山県立敷島女子高等学校のみなさん) 高槻 沙織(たかつき・さおり) ※JR京都線 高槻駅から苗字を拝借。  香枚井駅近く、春名坂の洋菓子屋の娘。英語と体育のみ成績優秀で、県下有数の進学校「県立敷島女子高等学校」を目指す。勉強も遊びも平等に両方するタイプで、ゆるーい性格。香枚井中学校区。紅電香枚井駅係員、霜田拓也さんラブな、恋に恋するタイプ。愛称は「さおりん」。どちらかと言えば文系。特に外国語系が強い。一方、理数系はからきしダメ。甘い紅茶と、洋風スイーツを愛する。夢は子どもが喜ぶみんなのお菓子屋さん。嫌いな食べ物は、あずきで出来た餡と、いちご大福(大豆など豆系にアレルギーあり)。いちご大福は邪道だとして特に嫌う。時折、電車で眠りながらノスタルジックな夢を見ながら涙するような、快活だけどシャイな少女。 服部 美月(はっとり・みづき) ※阪急宝塚線 服部天神駅から苗字を拝借。  春名坂上(榛名天神駅前)の老舗和菓子店の娘。「県立敷島女子高等学校」を目指す。負けん気根性があり、男勝りでリーダータイプ。梨音、桃花と同じ、春名中学校区。既に、国公立の大学(室山大学)を射程圏内におさめようと頑張っている。愛称は「はっとり」。たまに愛称で呼ばれると「馴れ馴れしい!」と怒ることも。嫌いな食べ物はチーズ。ピザからチーズケーキまでダメ。 立花 梨音(たちばな・りおん) ※JR神戸線 立花駅から苗字を拝借。  香枚井駅近く、春名坂の電器屋の娘。たちばなデンキの跡取り……になる予定が女子。理工系が得意。美月と同じグループ。「県立敷島女子高等学校」の情報処理科を目指す。人なつっこく、さむーいジョークを飛ばす。人生イコールウケ狙い。人生全て商売商売。愛称はそのまんま「梨音」。言われるのが「お前、よく敷女に受かったな」。どちらかと言えば理系。なぜ工業高校にしなかったのか。それは「敷女の制服がかっこかわいいから」。事実、服装をアレンジすることが好きで、制服のスカートを折ったり、私服を全部自分で作ったりできる。そのくせ家政科ではない。なお、実家は電器店で、Nasapanic(ナサパニック)のお店。 柏原 桃花(かいばら・ももか) ※JR福知山線 柏原駅から苗字を拝借。  香枚井駅近く、春名台団地の至って普通なサラリーマン家庭に育つ、折り目正しい女の子。美月と同じグループ。中学一年の時に、東京都から、市立春名坂中学校に転校してきた。「県立敷島女子高等学校」を余裕で目指す。愛称は特になく「桃花」。後輩からは「ももっち先輩」と呼ばれることになる。どちらかと言えばコツコツ努力するほう。比較的成績はいいのに、時々、ぼーっと空を眺めていることがある。敬語キャラ。災害などの臨時ニュース等で民放ラジオ局へ向かう父親の帰りが心配なお年頃。      ◇ ◇ ◇ 高槻 紫織(たかつき・しおり)  ヒロイン沙織の、ふたつ年上のお姉さん。室山県立敷島女子高等学校、普通科在学中。妹とは違い、背も高く、やることなすこと凜々しい。妹いじりが大好きで、演劇部所属。生まれつきガチ百合属性があり、よく同級生を家に泊めては、百合雑誌を読んだり、百合話に花が咲いたり、妹いわく「ゆりんゆりん族」と蔑まれている。彼氏いない歴イコール年齢。作ろうとも思わないし、まるで異性に興味を持たない主義。 田辺 啓子(たなべ・けいこ) ※大阪市営地下鉄谷町線 田辺駅から苗字を拝借。  刈羽台に実家があ る、田辺青果店の長女。シエスタ香枚井(複合ビル)に店舗を構えている。家庭科部員の一年生。見た目素直でおとなしそうなのに、商売の話になると、セールスのマシンガントーク(フルーツの営業)を繰り出す、おろそかに出来ない、あなどれない女の子。 長瀬 千秋(ながせ・ちあき) ※JRおおさか東線 JR長瀬駅より苗字を拝借。  新長坂と香枚井駅の間に住み、お金を節約するためにわざわざ香枚井駅まで自転車で通学するスポーツウーマン。中学よりチア部に在籍しており、高1で全国大会制覇。チアリーディング部の副部長。室山県立敷島女子高等学校、家政科。室山県チアリーディング大会で優勝した経験がある。地元服飾短大へ向けて進学勉強中。高校野球の友情応援では、室山工業ベンチで熱血応援をする。  私市かなえ(きさいち・かなえ) ※京阪電気鉄道 交野線 私市駅より苗字を拝借。  敷島駅や香枚井駅よりうんと遠い、北部室山県(室山県麦野郡)の高原地帯、麦野原市の紅電麦野原駅より通学する、沙織たちの学級委員長。香枚井登下校組とは全然通学のレベルが違う(特急メイプルライナーで通学)が、グループ同士仲が良い。特に、美月とかなえは仲が良い(優等生同士の連帯感というか何というか) 板宿 美香(いたやど・みか) ※山陽電気鉄道・神戸市営地下鉄 板宿駅より苗字を拝借。  榛名天神よりももうひと駅北にある急行停車駅、吾野本陣駅在住。敷島女子高校志望の普通の家庭の女の子。家庭科部に入ってのんびりまったりしたい。特に進学はいまのところ考えていない。典型的な妹キャラ。沙織たち2学年の時に、1学年に入学する。 (教職員のみなさん) 松井 和俊(まつい・かずとし)  室山県立敷島女子高等学校、第48代学校長。文化祭では、ステージで照れくさそうに「マイ・ウェイ/フランク・シナトラ」を原語で朗々と歌う。元英語科教諭。なので、担任・相川杏子に多少同情的。 相川 杏子(あいかわ・きょうこ) ※阪急京都線 相川駅から苗字を拝借。  普段はおしとやかで、柔和で、女性の理想像を体現する、クラス担任。室山大学教育学部卒。敷女OG(普通科卒)で、英語科担当教諭。だが、それは世を忍ぶ仮の姿。たまーにキレるが、一度キレたら、もう誰にも手が付けられないし、誰にも止められない。暴走生徒とパワハラ上司とPTAに囲まれて、過去に十二指腸潰瘍を患ったこともある。現在、自律神経失調中。婚期を逃し、出会いもない、幸薄き女性。 柴島 祥恵(くにじま・さちえ) ※阪急千里線 柴島駅から苗字を拝借。  家庭科部顧問の先生。敷女OG(家政科卒)。家政科担当教諭。既婚者であり、サバサバした性格。根に持たない。すっかりワーキングマザーが板に付いた年齢である。家庭科部では、みんなのお母さん的存在。 藤井奈緒子(ふじい・なおこ) ※近鉄南大阪線 藤井寺駅から苗字を拝借。  保健室担当教諭。敷女OG(普通科卒)。どちらかと言えば、みんなの上級生といった感じで、大人の女性ではあるものの、大人びて見えないところから、学校の生徒に慕われる。 マイク・ゴズウェル(Mike Gozwell)  英語の臨時男性教諭。イングランド、リバプール出身。フットボール(サッカー)とハンバーガーが大好き。ハハハーハ、ハハッと豪放磊落に笑う。体格は大柄。ジャパニーズガールズが、下ネタに反応して「きゃー」と言うのを、とても愉快がっている。なお、日本語は堪能だが、発言が滅茶苦茶である。 (香枚井駅駅員のみなさん) 霜田 拓也(しもた・たくや)  地元私鉄「紅葉野電鉄」香枚井駅に勤務する駅員。霜田家の長男。最初に沙織が彼に好意を抱く。責任感が強く、実直で、誠実な人柄。今度、車掌昇進試験なら受けてもいいかなと思っている。石橋を叩いて渡る性格。何事も几帳面。一応、父親の勧めで自動車二種免許は持っている。本気を出せば代行バスも動かせます。最近、美月や沙織に「むっつりスケベ属性」をつけられていて、激しい誤解を招いているが、単に女性に対して淡泊なだけ。 霜田  翔(しもた・かける)  「葱北本線」香枚井駅に勤務する駅員。霜田家の次男。美月や沙織に「おっぱい星人属性」をつけられて、激しい誤解を招いている。事実、思い切ったセクハラな言動をすることがあるが、単にまだ子どものような好奇心があるだけ。サキソフォーン奏者でもある。動力車免許を取り、運転士昇進試験なら受けてもいいかなと思っている。(車掌昇進試験なら既に受けている)その名の通り、バイクで風になるのが好き。本気を出せばハーレーダビットソンも運転できます。
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