ある昼休憩の一場面

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一同「いやいやいやいや」 椛 「これ男の人だったら普通に痴漢だし」 ジョナさん「お腹当たってるっていうより肘刺さってるよね」 行村「スマホに集中しすぎだろ、気づけよ」 みな思い思いのツッコミを入れる。 椛 「この愛音のイヤそうな顔がまた・・・」 愛音「ね!日本人ならまずありえないよ。おおらかなのもいいけど少しは遠慮ってものを知ってほしいと思う。まぁ悪気はないんだろうけどさ。」   「これ写ってない足元なんて段差に落ちないように必死でふんばってるからね」 私のまぶたにも必死でふんばってる小さな足が見えた。 椛 「愛音にも少し肉分けてもらったほうがいいね」 悪ノリした椛の視線が自分の胸あたりにあるのに気づいた愛音の顔色が変わった・・・ので、すぐに真顔になり 椛 「大変だったね・・・」とねぎらっているのが逆にバカにしてるようだったが、当の愛音は満足そうだったのでスルーした。
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