二、回想(前)
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「どうー」 「逃げてきた。」 質問を遮り心咲が答える。既に質問を知っていたかのように。 「泊めて欲しい。…いいかな…?」 真っ直ぐ心咲は俺を見た。生半可な答えは駄目、直感で俺はそう感じた。覚悟を決めて俺は答える。 「いいよ。」 ゆっくり彼女は中に入る。そして振り返ってくしゃっと嬉しそうに笑った。 「ありがと。」 その時俺は我儘にも、彼女の心から咲くその笑顔を、もっと見たいと思った。
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