第十五作(制服)

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 だれがこんな書き込みをしたのでしょう……僕の住所を知っていて、出演作品を知っている人なんて限られています。  まさか、香月さんが一緒に暮らすために?いやいや、それはあり得ません。頭を抱えて悩んでいたら、ぐいっとそのビジネスマンに引き寄せられました。  「このメッセージ見たから、俺は一番のお気に入りのスーツで来たんだよ。掲示板は大騒ぎになってたよ、本物かどうかって。俺は思い切って来て良かったと思っているよ」  「ですから、僕じゃないです」  「でも、本当にここに居るじゃないか。これを見た他のやつが来る前にさっさと取り掛からない?別に俺はそこのガキとで3人でも構わないけど、これ以上増えるのはちょっとな」  「僕じゃないです、これ書き込んだの。絶対に!」  「何を今更言っているんですか。僕も大学には一応行きたいんですから早めにお願いしたいです。ドキドキして眠れなくなったんですから、責任とってくださいね」  責任も何も、これを書いたのは僕ではないことそれだけは間違いありません。ずいっと、近寄ってくる二人に貞操の危機を覚えた時に、またインターフォンがなりました。  「チッ、誰かまた来たのか」  ビジネスマンさん、口悪いですよ。......え?誰かまた来たって?どう言うことですか。  「鍵、かけてなかったか?失敗したな」     
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