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そんなに寝相は悪くない。 昨夜は寝苦しかった訳でもない。 でも、パジャマのボタンは… 誘われる様に手が胸元に延びていく… 肌に触れた指の感触に躰が跳ねる 鏡に写る自分の視線に慌てて手を離す 「えっ…」 ドキドキ煩い鼓動 覗いた胸元には覚えのない赤い痕… 戸惑うよりも困惑する 「なん…」 呟きは次の言葉に簡単にかき消された。
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