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やぁ貴様ら、息災か?
…む、誰に向かって言っておるのかじゃと?
何を腑抜けた事を、お前らの事じゃ
こうやって、画面越しに"ワシらの世界"を文字だけで覗いている貴様らにじゃ
知っておるかのう?無知な者共よ、
この世には本当に四次元空間なるものがあるのじゃ、今貴様らがアホ面で電子機器にて文字群を覗いているそんな最中、貴様らのすぐ隣には別次元の空間にある生物…もしくは人間が存在している事になる
ほら、後ろを振り返ってみろ、
……んん?本当に振り返ったか?ワシがそこにおる筈なのじゃが
…
ニャハハ、冗談じゃ。貴様をからかってみたくなったものじゃから、つい口を突いて意地悪が出てしまった
だが忘れるな、貴様が信じぬ先に、信じられぬ世界は広がっておる
貴様らの在る世界は、そこに在る世界だ
ワシらの世界は、貴様らの在る世界とはまた別次元にある、つまりー…
あ~、何を言いたいのかよく分からなくなってしまったの…
ワシらの世界からすれば、貴様らの世界は空想の世界。言ってしまえば貴様らの存在など無なのだ、空想なのだ、ゼロなのだ
だが、貴様らの世界からすれば、このこれから始まる物語は、空想…そして作り物、ゼロの世界じゃ
さぁて、どっちの世界が正しいのやら…
んん?意味がよく分からない?クハ、それはワシも同じじゃ、安心せい!
最後に、ワシの名前だけでも覚えて貰おうかの
我が名は、、、
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