第8章 君を大切にしたい

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 朔夜くんと築が並んで歩き出す。わたしはふたりの背中を眺めていた。 「天音?」  振り向いた朔夜くんが「おいで」と手を伸ばしてくる。わたしはその手を取って、隣に並んだ。  さがし求めていた幸せが、今ここにある。わたしはそれをしっかりと噛みしめた。  朔夜くんは変わらなくていいと言ってくれた。だけどワガママと素直になることは違うんだと気がついたわたしは、少しは変われたのかな。  だったらいいな。そして、こうして隣を歩き続けたい。これからも。 《完》 次頁より番外編SSです→ 2018.8.13
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