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「知らない。知った風な口を聞くな」
紙パックのコーヒーをズズッとすすりながらぶっきらぼうに答える。
自由が欲しくて、独りは嫌。
だけど、一人は良い。
矛盾してるとは思うが、一度眠って頭を整理した結果がこれなんだ。
アタイは、何度眠ったら気を許せるようになるだろう?
何度眠ったら、素直に好意に甘えられるようになるんだろう。
眠るとは素晴らしい事で、モヤモヤした頭とかを整理してくれる。多分、あの電話の主は未来の自分だったのかもな。
捉え方は様々だとは思うがな、アタイはアタイだ。
今夜は、何だかすぐに眠れそうだ。
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