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眠りにつくといつもカラダは宙に浮いている。
背中に広がるひんやりと心地よい感触。
それはまるで水の中の様な。
1日の終わりに必ず訪れる体験。
その日味わった喜怒哀楽様々な感情が
カラダの中に湧き上がっては消え、
それぞれが適切な場所に整理されていく。
そしてその作業が終わるとわたしは目覚める。
空が青い。
空が青い。
それだけでいい。
一日をがむしゃらに過ごす。
一日中を何となく過ごす。
そしてまた夜がくる。
きっと遠い日のわたしがそうだった様に
夢の中でスタートに戻っている。
眠ったら水の中。
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