カサブタの下、誰も知らない梅宮の日常。

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そのエリカが誕生日会をしようと言ったので誕生日会をすることにした。 誕生日会に何をしたらいいのかわからない僕らは性行為をした。 「あぁっ。…すごい、誕生日がとてもおめでたいね…」 誕生日会だからだろうか、エリカは喘いだ。 「あっ…やっ…、熱い、誕生日だからかな、熱を帯びてるみたい…」 誕生日会だからだろうか、エリカは喘いだ。 「…らっ、あっ…やっ、ハア、ねえっ、…ど、どっちの熱なんだろうね、こう繋がってしまっていると、もうどちらの体温なのかわからないね…」 誕生日会だからだろうか、エリカも僕も熱を帯びていた。 僕の額から流れた汗がエリカの乳房で小さく弾けた。 僕とエリカで行った誕生日会だったのだが、僕もエリカも誕生日ではなかった。 でも僕もエリカも誕生日会だったのでいつもより興奮して、 いつもよりヨダレをたくさん垂らして性行為をした。 「…うんっ、大丈夫なんだよ、どうせ誰かの誕生日なんだから、私達間違えてないんだよ。」 エリカはそう言って笑った。 「ハッピーバースデー」 エリカと僕で声を揃えてそう言うと、 二人揃って気絶した。
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