第7章 真実

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「そうだったんですね」    茅那子はその子の顔を見て、微笑む。  でも次の瞬間、驚きで表情が凍りついた。 「林一郎さんと出会ったときはびっくりしたわ。だって、昔別れた夫だったのだから……。林一郎さんの子供の栄一は私の息子なの。だから茅那子さんにとって、私は義理の母ということになるのよ」
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