5章

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そして私は 美樹の家に向かって歩いた 制服を着て こんな時間に歩く私に 不信感いっぱいの 視線を向ける人 中坊のガキが ウロつく時間じゃない こんな午前中‥ 忍の誘いに乗って 学校なんかに 来るんじゃなかった ‥‥やっぱり後悔してた 美樹の家の側で うるさいマフラーの 原チャが私を追い越した その時 カズくんからの 「105216--」 ドコニイル 「724106--」 ナニシテル そんな数字達が 頭の中に浮かび上がった 。
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