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夜、眠る前のベッドの中の一人の時間は嫌い。
今日も貴方に話しかけられなかった自分を思い出すから。
可愛くてキラキラした女の子達が、貴方に話しかけるのを…触れていたのを思い出すから。
そのあとに眠りに落ちた夢の中の時間は好き。
夢の中なら貴方に話しかけられるから。
貴方の瞳を見つめることも、指を絡めることも出来るから。
…夢の中なら、僕は女の子になって貴方に愛される資格を得られるから…
現実では僕に向けられることのない貴方の声が聴けるから。
貴方の声が愛を囁くから。
…例え貴方が囁くのが愛の言葉でなくなっても、夢の中だけは僕に話しかけてくれるから…
だから僕は今日も眠りにつく…
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