ひらりとひかり。

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「もう一年か…。」 「ひかり先輩?」 すると、ひかり先輩はそのまま腕を伸ばして私の髪の毛をわしゃわしゃと撫でくりまわした。 「後輩から、友人Aにならしてやってもいいよ。」 「………。」 赤面する。頬の熱が首まで伝わる。私が目を見開いて、口をパクパクさせていると… 「ふっ、鯉かよ。」 「こ!こ、恋いいぃ!?」 「いや、多分勘違いしてる…っておい、聞いてる?」 わたわた慌てふためいて挙動不審。そんな私を止める魔法のスイッチ。 「早く上履きに履き替えて来い…ひらり。」 fin
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