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キスをしたり、抱き合ったり、恋人同士だからするにはするし、僕的には…もっとしたいと思っているけど、正幸はどうなんだろう。
誘えば嫌がりはしない、でも乗り気には見えない。
だから、僕もその辺は臆病になってしまって、一歩が踏み出せず、僕たちはまだ一線を越えていない。
今夜もいつも通り、僕が先に眠ってしまった。
だけど、なんとなく…淡い意識がある。
聞き間違いじゃないか?と思うような、正幸の甘えた声が聞こえる。
きっと夢なんだ。願望を夢に見ているんだ…。
そう考えると、納得できた。
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