桜の木の下には

5/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
その女はな、とても美しい女だった。 そう、あんたみたく色白でスッと鼻筋が通ってて目がでかくて。 なあ、もういいだろ? お前なんだろ? その死んだ女の生まれ変わりっては。 俺はお前を愛してる。 きっと、前の記憶がなくてもお前を愛してた自信がある。 それはお前もだろ? だから、今度は一人じゃなくて二人で綺麗な桜の花咲かそうや。 この桜の下で。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!