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…って言ってしまいそうなんだけど、これ、美月がしたんだよね?」
「ごめんごめん、悪かった。じゃあおわびに、カフェラテでも奢るから。」
「やった!じゃあ許してあげるね。」
「わりと単純なんだね…。」
こうして、2人は仲直りした。(そもそも喧嘩はしていないが。)
谷山美月には、天真爛漫、という言葉がよく似合う。実際、美月は人と接するのが好きで、どちらかというと、笑顔をふりまくタイプである。そのため、美月は友達が多く、美月の周りには、常に人がいる。
また、身長は150cm台後半で、それほど高い、というわけではないが、スタイルは抜群で、美月は友達からよく、
「美月って、本当に顔、小さいよね。」
と、言われることがある。
そんな、人気の高い美月であるが、1つ、困った癖がある。それが、冒頭で触れた、「イタズラ好き」という一面である。
美月はよく、人の物を勝手にとって遊んだり、冷たい飲み物を、わざと友達の体に当ててみたりして、遊ぶことがあった。そんな美月の癖のため、時には(わりと頻繁かもしれないが)、友達を本気で怒らせてしまうことがある。そんな時美月は、
「ごめんごめん、ちょっとやってみたくなっただけ。怒らないで。後で、埋め合わせするから。」
と、愛嬌のある笑顔で、謝るのであった。それを見て、その友達も、
「分かった。それが美月だもんね。許してあげる。」
と言い、仲直りをするのであった。
また美月は、イタズラをして面白がる性格だけではなく、友達思いの性格も、持ち合わせている。例えば、美月は旅行に行った際、土産物を買うのを、忘れたことがない。そして、友達が、
「美月、また旅行に行ったんだね。いいよいいよ、お土産なんて。悪いから…。」
と言うと、決まって、
「大丈夫。私、旅行のお土産買うの、趣味みたいなもんだから。
ほら、私って旅行好きじゃん?それで、友達とも、
『昨日、どこそこに行って来たんだ。』
とか、いっぱい話したいわけよ。そんな時に、お土産がないと、話しづらいでしょ?
それに、いっつもイタズラして、みんなに迷惑かけてるから、せめてもの償いとして…、ってのは冗談だけど、はいこれ!」
というようなことを、言うのであった。
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