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ピィィィィィ!!
キキィーガッシャーン!!
鳴り響くクラクション、身体を駆け巡る
激痛
直後流れ出る大量の血と人間に戻れたと言う
喜びの気持ちは今でもある…
俺はクロノス=ブラッディーフォールド
かつて連続猟奇殺人犯として生き
鬼畜な実験のモルモットにされ一時期は
人外と化したものの生涯最後の日の一日前に
人間へと戻り少女の命と引き換えに
死者へと下った者だ…
俺は死者の国など信じてはいなかった
ましてや神など信じてはいない
「神の下に全ての人類は幸福を与えられる」
果たして本当にそうか…
それが俺が抱える悩みだった
だから死んだ時は暗闇に居るものだろうと 信じて疑わなかった。
そう、あのような事がきっかけで
死後の世界が存在すると自覚するまでは…
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