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そう呟きあからさまに落ち込んでいるのが
わかる
「あー…なんつーか…悪い」
『ん?なにがだい?」
「……」
俺は暫く無言になりふと浮かんだ疑問を
ぶつけた。
「此処は死後の世界、それはわかった…
だが此処は天国と地獄どっちなんだ?」
『此処はパンドラ、地獄でも天国でも無い
あの世とこの世の狭間の世界だよ
そして君が襲われた
バグを倒す為の任務を君のような人型に
与える場所でもある』
「倒すってもあの量は流石に武器無しじゃ
手に負えないんだが…」
『それもそうだね…
体育館の倉庫に武器がある、好きなものを 持って行くと良いさ
まぁ…持っているなら話は別だけど』
そう言いロリ天使は俺の後ろを見る
つられて俺も後ろを見ると生前愛用した
大鎌が刺さっていた。
「…なんで俺の得物が死後にあるんだよ…」
『昔話に死後の世界にも一つだけ物を持ち込めるって話があるけどそれが近いんじゃないかな?』
「まぁ…なんにせよ得物は返って来た、
後はあいつらを狩ればいいのか?」
『狩るって…まぁ間違っては無いかな~…』
「今日は三体狩ったら帰ってくる
建物の使用は自由なのか?」
『基本自由だけど一度決めた
寮を変えたりはしないでね?』
「わかった、帰るまでに決めとく」
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