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サークルで出かけた先にもたまたまを装ってついてきた。もちろんサークルだから、男の先輩や同級生もいる近くで、それを黙っていた私は手を挙げられた。 友達との時間もほしい、もっと男友達とも普通にしゃべりたいと思うようになり、ケンカして、暴力を振るわれる度に泣きながら別れてほしいと言うようになった。彼はその言葉を聞くと、必ず泣いてすがってきた。 「もう絶対暴力はしない」と。何度も何度もそれを聞いて、また暴力を振るわれ、そんな交際が3年経った。彼の親とも仲良くなり、彼の母親をママと呼んだり、服をもらったり、彼の母親にエステに連れて行ってもらったり。「お嫁さんに来てほしい」と言われるほど。ただ、どんなに仲良くなっても彼から受けている暴力のことは話せなかった。 「あれ、生理まだかな?」とは思ったが、こんなにケンカばかりで精神的に不安定になって遅れてるだけかなぁと流していた。 私は大学3回生で彼は高校を卒業して就職し、働いていたため前よりも昼間は束縛されなくなった。 そんな時、友達の友人と、その後輩に会うことがあった。 その友人と後輩は美容学校に通っていた。後輩のほうは地方から出てきて、私より1つ年下、専門学校の近くで一人暮らしをしているコウジ。私もかなりの人見知り、その彼は後々聞いた話だが、なまっている言葉を隠したくてあまり話せなかったとかで、でもその場はみんなで電話番号やアドレスを交換した。 もちろん、付き合っているハルキには変な誤解をされないよう男の名前では登録せずに。 それから、ちょくちょくコウジとは連絡を取り合った。一人暮らししているマンションが私の学校の通り道だったことから     
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