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君を見つめたあの夏は
prolog
ある一人の少女の片想いは夏の蝉のようにはかなく切ない物語でした。
1,全否定
私は中学一年生の中野夏海、
恋なんてもっと可愛くて頭のいい子達のものだと思う。
良く恋愛小説なんかでは、自分
のこと可愛いって自覚してない女子がいて、
それに惹かれた学校一のイケメン男子が告白するみたいな、そんなストーリー…
でも実際そんなことあり得ない。
だって実際そんな女子いないし、イケメン男子だっていない。
こんな事考える自分…
情けない。
でも私は恋が出来ない。
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