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だけど、友さんがどれだけ慰めたり励ましてくれても、私の鬱期はなかなか終わってくれなかった
そんな中、4月のある日に『ポンッ』言う前から決まってた、梅沢富美男と研ナオコの舞台を見に行く事になってた
梅沢富美男は、大衆演劇の出で、一時期大衆演劇にどハマリしてた私は、とても楽しみにしてた
なのに、鬱になってしまって、そんなんでも楽しめるのかとても心配だった
「大阪のフォルクス寄って、そこでご飯食べてから行こうか。俺、フォルクスの肉が好きやねん。雰囲気も、ここら辺の田舎と違って、全然えぇしな」
でもこの時の私には、大阪の江坂にあるステーキのフォルクスでご飯食べる事すらも
敷居が高かった
って言うより、苦痛と言った方が近かったかも
だって、地元のガスト行くのとはわけが違うんやもん
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