27/50
前へ
/82ページ
次へ
それでも何とか気持ちを奮起させて臨んだ 大袈裟かもやけど、私にはそれくらい大変な事やった 江坂まで出るのでさぇ億劫やった だけど...この日を境に私は鬱期を抜ける事になるなんて、ホンマに思いもしなかった ようやく私にも、春が来ようとしていた(やっぱり大袈裟) 車中では、かなり無理して友さんの話しに合わせてた なかなか自然と笑う事も出来なかった どうしても顔が引き攣る そんな私の手を友さんはずっと握ったまま、フォルクスに着くまでの間運転してくれてた
/82ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29人が本棚に入れています
本棚に追加