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地元へと着いた私らはアジトへ寄った
私は友さんといる時はだけは気持ちが安定してたから
もう少し側に居たかった
「悠里は、今日の舞台、めっちゃ期待してたと思うねん。やけどな?梅沢富美男にしろ、研ナオコにしろ、もぅピークは終わってるねん。そりゃあ~梅沢富美男の若い頃は凄かったで?着物さばきも素晴らしかったよ。でももぅ、年やもん...やから最後、立ったり座ったりもあんまりせんかったやろ?舞台からも、早い事捌けたしな...まぁ、(梅沢富美男を)好きな人はそんなんでも見れて感動するんやろうけど...悠里は別にそなぃ梅沢富美男好きなわけでもないやん?やから、ガッカリしてもたんや。何でもそうやけど、期待はそなぃするもんやないで」「よくある芝居もそうやで?芝居とかは特にマニアックな世界やから、客が置いてけぼりになるんなんかよくあるよ。周りが賞賛するから、自分も...って感じやけど、実際その物語の内容分かっとる人なんかそなぃおらんと思うで?世界観が難しいもん。俺も何回か観に行った事あるけど...全然おもんなかったしな。それこそ、出演しとる人のファンとかなら、また違う見方が出来るんやろうけどな」
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